看護用語集 専用ページ ア行  カ行
開設日 2010年08月26日
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アナフィラキシー 


  急性で重いアレルギー反応。

  蕁麻疹などの皮膚の症状や、呼吸困難などの呼吸器症状、

  血圧低下、意識障害など重い症状を呈することが多い。

  中にはショック状態に陥り死亡することもある(アナフィラキシーショック)




 抗生剤(抗生物質・抗菌剤)のアレルギー反応について

( 皮内反応の有用性と安全対策などについて)



 皮内反応の有用性について 

  テストで陰性になってもアレルギー反応を起こす方が

  少なからずいらっしゃったり、逆にテストが陽性でも実際の投与では

  アレルギー反応が出ない方もいらっしゃるなど、皮内反応の有用性が

  疑問視され、現在では薬剤の添付文書の注意書きから

  「事前に皮膚反応を実施することが望ましい」という文章が

  削除され改訂されています。    

  アメリカでは抗菌剤の皮内反応テストは実施されていません。




 アナフィラキシー様症状やショックなどの安全対策について       

 
  十分な問診を行う、アレルギー歴を必ず確認する、

  投与中は観察を十分に行い、救急処置の準備をしておくこと

  などが重要視されています。




 アナフィラキシー様症状と対策 

  前駆症状として、局所的な症状では、注射部位から中枢(心臓の方向)

  に向かって皮膚の発赤、痒み、腫れ、痛みなどの症状が出現。

  全身症状としては、注射部位以外の発疹、痒み、熱感、しびれ感、

  咳、喘鳴、のどの異常感(むくみなど)、喉の渇き、気分不快、

  冷汗、悪寒、頭痛、眩暈、耳鳴り、不安感 などがあります。

 

   ※上記の様な症状が出現したら、速やかに投与を中止します。

    アナフィラキシー様症状が出現する前に、

    即ち、重いアレルギー反応が起こる前に、

    早期に異常を発見して適切な処置をします。

    




 ショック及びアナフィラキシー様症状の程度と対処 


  軽症: 重いアレルギー反応(アナフィラキシー)があるが、

       血圧低下や意識障害、呼吸困難などの症状がない場合(軽度の症状)


     補液

     抗アレルギー剤や副腎皮質ホルモン剤の投与

     場合によっては、酸素吸入の実施、アドレナリンの投与

     バイタルサインのチェック、全身状態の観察を十分に行い、

     ショック時に備えて血管確保の確認と救急処置の準備をします。

     ※輸液や救急薬品、酸素吸入、挿管セット、痰の吸引セット、

      心電図モニターなど  救急カート内の確認

     



  中等症 から重症 の場合

   中等症: 血圧低下と呼吸困難が軽度見られる場合(中等度の症状)

   重症: 血圧低下、意識障害、呼吸困難が見られる場合(重度の症状)


      呼吸器の管理: 酸素吸入、気道の確保(気管内挿管や気管切開など)

                  人工呼吸器の装着、吸引

      循環器の管理: 補液と救急薬品の投与

                 (カテコラミン類、ステロイド剤、抗ヒスタミン剤など)        





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  ※参考文献・一部引用

    厚生労働省HP内 平成16年(2004年)10月 厚生労働省医薬食品局

    http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/10/h1028-2a.html


  ※その他の参考文献 ⇒ 「参考文献一覧」



 
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